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円錐角膜

角膜は5層構造で細胞が規則正しく並び、配列の乱れもないため、透明な膜を保っています。中でも中間膜にあたるでデスメ膜というコラーゲン線維でできた約10マイクロメートルほどの厚みのある組織で、角膜の厚みが薄くなりすぎないよう、また、ひび割れしないようにしています。ところが、角膜中央部付近が、原因は不明ですが、部分的に薄くなり、円錐に突出し、進行性の強度の近視正乱視を生じる病気があります。細隙灯顕微鏡で左右の目の角膜をよく見ると、本来0.5ミリほどの厚みがある透明な角膜の中央部が薄くなり、円錐状に突出してきます。

円錐形に角膜が変形すると、メガネでは視力が出ないため、特殊な円錐角膜専用のコンタクトレンズが必要になってきます。円錐角膜が進行してくるとデスメ膜が破裂し角膜が白く濁ってしまうこともあります。コンタクトレンズをしても視力が得られなくなってくると角膜移植をすることもあります。

 

  カテゴリ:眼の症状

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