プールでうつる結膜炎

結膜炎は、プールでうつることがあります。はやり目やプール熱と言われる伝染性の結膜炎になると、目が赤く充血し、目やにや涙が出るなどの症状を起こします。また、プール熱と言われる咽頭結膜炎になると発熱やのどの痛みも現れるため、風邪と間違われることもあります。結膜炎はウィルスによるものと、細菌にによるものがありますが、プールでうつるものはウィルスの一種であるアデノウィルスによるものが主です。プールでうつっても、症状がでてくるのは、およそ一週間ぐらい後からです。ウィルス性の結膜炎によく効く目薬は今のところありませんが、他の病気を引き起こさないように抗生物質の目薬を点したり、黒目に細かい傷ができている場合は傷を治す目薬を点します。結膜炎などの目の病気にかかっている可能性があるときは、プールに入ってもよいか医師に確認して下さい。

 

投稿日:2016年7月3日  カテゴリー:眼の症状

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