プールでうつる結膜炎

結膜炎はプールでうつることがあります。はやり目やプール熱と言われる伝染性の結膜炎になると、目が赤く充血し、目やにや涙が出るなどの症状を起こします。また、プール熱といわれる咽頭結膜熱になると発熱やのどの痛みも現れる為、風邪と間違われることもあります。結膜炎はウイルスによるものと、細菌によるものがありますが、プールでうつるものはウイルスの一種であるアデノウィルスによるものが主です。症状が出るのはにおよそ1週間ぐらい後からです。ウィルス性の結膜炎に良く効く目薬は今のところありませんが、ほかの病気を引き起こさないように抗生物質の目薬を点したり、黒目に細かい傷が出来ている場合は傷を治す目薬を点します。細菌性の結膜炎は、ウィルス性の結膜炎より症状が軽く、抗生物質の目薬で治療します。ウィルス性の結膜炎はおおよそ2~3週間で治りますが、症状が強い場合もあり、まずはうつされないように予防し、また、うつってしまったら他の人にうつさないようにすることが大事です。結膜炎などの目の病気にかかっている可能性があるときは、プールに入ってよいか医師にかくにんしましょう。

投稿日:2017年12月19日  カテゴリー:眼の症状

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