乱視

※乱視とはどういう状態※

乱視とは目に入ってくる光が目の方向によって屈折する力が違うため、網膜上の一点に像が結ばない状態を言います。物がダブって見える場合に、「私が乱視が強い」と言われる人が多いですが、実際のところ乱視はあまり強くなく、単なる近視であることがよくあります。乱視の場合でも二重になるのではなく、ぼやけて見えたりしますので、見え方だけではその原因が何なのかは判別できません、

※なぜ乱視が起こるのか※

乱視はほとんどが角膜と水晶体が原因で起こりますが、若い人の場合には主に角膜の形状の異常で起こります。角膜の形状がきれいなドーム型ではなく、ラグビーボールのようにひずんでいる場合に乱視が生じ、光が強く屈折する部分と弱い部分があるため、結果的に網膜にはぼやけた像が映し出されます。

※乱視はどのように矯正するのか※

軽度の乱視の矯正は眼鏡でも可能ですが、強度の場合や、凸凹による不正な乱視の場合は眼鏡では矯正が難しく、ハードコンタクトレンズでの矯正が必要になることがあります。またレーザーによる屈折矯正手術でもかなり強い乱視まで矯正が可能です。

 

投稿日:2016年11月28日  カテゴリー:眼の症状

|
ページトップ