飛蚊症

目をふいに動かしたときなどに黒いゴミのようなものがふわふわと動いて見えることがあります。

まるで蚊がとんでいるように見えることから飛蚊症と言います。一言で飛蚊症といっても、そのまま

様子を見てよいものや、すぐに治療が必要なものまでいろいろなものがあります。

※あわてて眼科を受診しなくてもよい飛蚊症※

大半の飛蚊症はそのまま様子を見てよいもので、目の奥の硝子体というところが、年齢とともに

変化を起こして、はがれてしまったり、しわがよってくることが原因です。

このような飛蚊症の特徴としては、目を動かしたときにそれにつられて黒い点が遅れてついてくる

ような動きをします。

ある瞬間から突然起こるものではありません。黒い点の量が急に増えたり、急に広い範囲に広

がったりしない限りは、特に治療の必要はありません。

 

※すぐに治療の必要がある飛蚊症※

飛蚊症の中には、網膜剥離、網膜裂孔や硝子体出血のように、すぐに治療が必要なものが

原因となることがあります。

網膜剥離の場合、視野の広い範囲あ急にみえにくくなり、白い幕のようなものが見えることも

あります。硝子体出血の場合、かなり広い範囲に何かが飛んで見えるように見え、赤い血液

のようなものが、そのまま見える事もあります。

気になることがあるようでしたら、是非一度受診をお勧めいたします。

投稿日:2015年9月13日  カテゴリー:眼の症状

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