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結膜下出血

白目の表面を覆う薄い膜を結膜といいますが、ここの下には細い血管が走っています。血管が破れると、白目の部分が真っ赤に出血する「結膜下出血」が起こります。おもな原因は外傷で、目を強く打ったり、こするなどの刺激を受けた後に起こしやすいものです。

また、ひどい咳やくしゃみでも、細い血管が切れて出血が見られることがあります。高齢になると結膜の血管ももろくなり、冷たい外気に触れた時などに起こすこともあるようです。

いずれにしても視力には影響はありませんし、1~2週間程度で自然に吸収されますから、心配はいりません。

結膜下出血は、充血とは異なります。充血は目が赤く血走って見えますが、実は結膜の血管が膨張して目立っているだけなのです。結膜下出血は一度起こした後、何度も繰り返すことがあります。特に理由がない場合も多いのですが、なかには血液疾患や高血圧などが原因であることもあります。

投稿日:2016年12月26日  カテゴリー:眼の症状

1月度休診日ご案内

1月の休診日は

1月1日、2日、3日、5日、12日、19日、26日でございます。

ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)

(尚、年末年始は 12月29日~1月3日まで休診です)

ご予約はこちらの電話番号へお願いいたします。045-311-1514

投稿日:2016年12月26日  カテゴリー:お知らせ

緑内障の検査

緑内障は、初期症状に気づきにくい特徴がありますので、定期的な検査が必要です。早期発見のためには、眼圧を測定する「眼圧検査」を定期的に受けるようにしましょう。視神経に障害が出るより前に、病態を発見し、適切な治療を始められます。緑内障の診断は「眼圧検査」のほか、眼底の異常や、視野欠損の症状が現れているかチェックするなど、いくつかの検査を組み合わせて行われます。

●眼圧検査

点眼薬で目の表面に麻酔をして、ゴールドマン眼圧計という測定器具を、角膜に直接当てる方法や、非接触の空気眼圧計で、空気を当てて測定する、方法の2通りがあります。いずれも痛みはありません。眼圧は一定ではなく、1日のうちでも変化するので、できれば2~3回通院し時間などを変えて測るとよいでしょう。眼圧が高いのに異常を起こさない人もいます。これは、高眼圧症といわれ、普通の人より眼圧の限界がやや高い位置にあるのです。しかし、将来的にも安心とはいいきれませんので、定期的に経過をみていく必要があります。逆に、一般的には正常値なのに、視神経が侵されてしまう正常眼圧緑内障の人もいます。

●眼底検査

検眼鏡や眼底カメラを使って、視神経の異常を調べます。外側から目の奥に特殊な光を当てて、観察する方法です。眼圧が上昇していると視神経の中央がへこみ、白く変色します。

●視野検査

視野の検査は、ゴールドマン視野計という測定装置で、指標が見える範囲を測定するのが主流です。検査の際は、視線を1点に合わせ、その周辺の指標がどのくらいまで見えるか、見る感度がどのくらい高いかなどを調べます。これで、視野の広さや欠損部がわかります。コンピュータ操作の精密自動視野計は、視野欠損状態が繊細に調べられますので、初期の段階に有用です。視野欠損は最初は見えにくくなる程度えすが、進行すると暗点という見えない箇所が出てきます。

●隅角検査

特殊なコンタクトレンズを装着し、細隙灯顕微鏡で房水の排出口である隅角の状態を調べます。

●視力検査

基本的な目の検査で、物を見る能力を調べます。まず裸眼視力を検査し、1.0に満たない場合は、眼鏡レンズを使って矯正視力を測定します。

気になる症状などあれば、ご相談ください。

投稿日:2016年12月14日  カテゴリー:眼の症状

アレルギー性結膜炎

アレルゲン(抗体)と言われる原因物質が結膜に入り、強い刺激のせいで充血やかゆみなどの目の症状を起こす病気です。花粉症に代表されますが、特定の物質に対して、体がアレルギー反応を起こすものです。かゆみがとても強いのが特徴で、充血やまぶたの腫れもあります。

アレルゲンは個人によって異なり、樹木や花の花粉などが原因の季節性のものと、ダニやカビなどのハウスダストで起こる通年性のものに分けられます。最近ではコンタクトレンズによるものや、点眼薬に含まれる防腐剤のアレルギーも見られるようです。

*治療*

症状が出たら、まずアレルゲンを調べて、遠ざけるようにしましょう。治療は抗アレルギー薬や、抗ヒスタミン薬、副腎皮質ステロイド薬などの点眼薬や、内服薬などを用います。

花粉症なら、花粉の飛散状況を調べ、マスクや専用のゴーグルなどで予防するのも効果的です。ダニやカビなどのハウスダストは、掃除と換気に注意しましょう。

スギ 2月~4月下旬

ヒノキ 3月中旬~5月上旬

スズメノテッポウ 3月~5月下旬

カモガヤ 5月~6月下旬

ホソムギ 5月~6月下旬

ハルガヤ 5月~7月

オオアワガエリ 5月~8月下旬

ブタクサ 8月~10月下旬

ヨモギ 9月~10月下旬

カナムグラ 9月~10月上旬

何か気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください

投稿日:2016年12月6日  カテゴリー:未分類 ,眼の症状

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