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コンタクトレンズの間違った使い方
・使用期間を守らない
使用期間を過ぎても、レンズを買うのがもったいないからと言ってそのままレンズを使ったしまうと眼障害リスクが、約1.6倍高いという調査結果が報告されています。必ず使用期間は守るようにしましょう。
・レンズをつけたまま眠ってしまう
就寝中も目はまぶたの裏の血管から酸素を取り込んで呼吸しています。眠る時には必ずはずしましょう。連続装用タイプでも必要な時以外は外したほうが良いでしょう。
・レンズを貸し借りしてしまう
視力が同じでも目の形状は人によって違います。借りたレンズはあなたの目にあっているとは限りません。ウイルスや雑菌をうつしあう事にもなりかねませんので、レンズの貸し借りは絶対やめましょう。
・ソフトレンズを水道水ですすいでしまう
水道水や井戸水のなかにはアカントアメーバが混入していることがあり、角膜に小さな傷があるとそこから感染してしまう事もあります。必ずケア用品を使用するようにしましょう。
投稿日:2018年3月20日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡
目のかゆみ
目のかゆみで真っ先に考えられるのは、「アレルギー性結膜炎」です。症状はかゆみ以外に充血や、白目の表面が腫れてぶよぶよしてきたり、まぶたの裏の結膜に小さなぶつぶつができます。アレルギー性結膜炎は花粉症で知られる病気です。季節ごとの花粉のほか、ペットの毛やダニ、空気中を浮遊するごみなどのハウスダスト、薬品、化粧品、特定の食べ物などがアレルギーの原因となります。これら特定の物に対してアレルギーを持つ人が、原因となる物に触れた時、体に反応がおきます。多くは晴れた日や、暖かい場所、原因植物の花粉が飛ぶそれぞれの時期などに起こりがちです。点眼治療などが行われますが、原因物質の除去も心がけて下さい。
アレルギーのほかにもかゆくなるものもいくつかあります。重症のアレルギー性結膜炎である「春季カタル」という病気は強い目のかゆみが起こります。まぶしさや、充血、まぶたの裏にびっしりとぶつぶつができたりします。まぶたの周囲の皮膚に湿疹や炎症が起こる「眼瞼炎」もめのあたりがかゆくなります。軽い細菌などによるごく一般的な結膜炎やものもらいもかゆくなります。
ヘルペス角膜炎
※帯状疱疹とは
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによる病気で、一度このウイルスに感染するとウイルスは体の神経に潜み、体調を崩したりして弱ってくると、逆にウイルスは元気になり、皮膚に発疹をともなって、出てきます。この発疹は痛みをともなうことと、必ず顔、体の左右どちらかだけに出現し、体の中心線を超えて広がることはないです。目は三叉神経がウイルスに侵されると症状が出てきます。この神経の支配領域は皮膚で言うと、額から上まぶた、鼻先までで、この部位に発疹が出ると、目の方にも症状が出る可能性があります。軽い症状だと結膜の充血、目やに程度ですみますが、角膜にも病変がでてくることもあります。また、目の表面だけでなく奥にまで病変が及ぶこともあり、虹彩毛様体、網膜が侵されることがあります。こうなると視力にも影響することがあります。まれに、発疹を伴わない眼部帯状疱疹ヘルペスもあり、発疹がないからといって、目は大丈夫というわけでもありません。帯状疱疹ヘルペスは免疫機能の衰えている高齢者や全身疾患で治療中の方に発症すると重症になりやすいので、気を付けましょう。
3月休診日ご案内
3月の休診日は
3月1日、8日、15日、22日、29日でございます。
ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)眼底検査、視野検査も予約制ですのでご予約お願いいたします。
ご予約はこちらの電話番号へ前日までにご予約下さい。045-311-1514
投稿日:2018年2月28日 カテゴリー:お知らせ
コンタクトレンズは医療用具です
最近コンタクトレンズ使用者の眼障害による眼科受診が増加しています。主なトラブルには以下の様なものがあります。
① コンタクトレンズのカーブが目に合わず、角膜に傷がつき視力障害を起こした。
②細菌性の感染症にかかっているのに気づかず、コンタクトを使用し炎症が悪化した。
③度数が合っていないコンタクトレンズを使用し、眼精疲労や強度の頭痛を起こした。
④面倒くさいからコンタクトを付けたまま寝てしまい、目を傷つけてしまった。
⑤ 使い捨てレンズの使用期間を守らず使用し、目に炎症を起こしてしまった。
⑥ 保存液の代わりに水を使用したり、毎日のケアを怠ったためによる眼障害を起こした。
コンタクトレンズは「医療用具」です。使用方法を誤ると目に障害が起きます。コンタクトレンズによる目の障害から眼を守るためにも、いつも正しいケアを心がけ、眼科専門医による正しい処方と定期的な検査をしましょう。
投稿日:2018年2月20日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状
薬物が目に入ったら
目の中に薬剤が入った場合、その薬剤の性質、濃度、時間によって症状が大きく異なります。一般に酸性の薬剤とアルカリ性の薬剤を比べると、アルカリ性のものの方が非常に病後の経過が悪いことが多いです。また、薬剤が目に入ってからどのくらい時間がたったのかで、病後の経過が大きく左右されるため、薬剤が目に入ったら、まずは水道水でいいので目を最低10分以上は洗い流してください。通常、自分で十分に眼を洗ったと思っていても、洗えていない場合もしばしばあるのでしっかりと目を開けてよく洗いましょう。何もしなかったり、目薬を点しただけで、時間が水分立った後にまだ痛みが取れず受診しても手遅れの可能性もあります。
※危険な薬剤※
《酸性薬剤》塩酸、硫酸、硝酸、漂白剤、酸性洗剤など
《アルカリ性薬剤》水酸化ナトリウム、アルカリ性洗剤、毛染め液、パーマ液、生石灰、セメントなど
何か目に入った場合は早急に眼科を受診しましょう。
ドライアイセルフチェック
□ 目が疲れやすい
□ 乾いた感じがする
□ ゴロゴロする
□ 重い感じ
□ 涙が出る
□ 痛い
□ かゆい
□ 光を見るとまぶしい
□ 充血している
□ かすんで見える
□ 目やにが出る
□ コンタクトをはめると目が痛い
□ 目が熱い
□ 目を10秒以上開けていられない
以上の様な症状がありましたら「ドライアイ」の可能性があります。一度受診をお勧めいたします。
2月休診日ご案内
2月の休診日は
2月1日、8日、15日、22日でございます。
ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)眼底検査、視野検査も予約制ですのでご予約お願いいたします。
ご予約はこちらの電話番号へ前日までにご予約下さい。045-311-1514
投稿日:2018年1月29日 カテゴリー:お知らせ
目と身体の疲れを取る為に十分な睡眠を
疲れ目というと目だけに起きている異変のように考えがちですが、全身の疲労や精神的ストレスの影響も無視できません。疲れ目を解消したいのであれば、しっかりと全身を休養させることが必要になります。疲れ目を訴える人を見ていると、目の酷使のほかに生活が不規則になりがちな点も共通しています。年々日本人の睡眠時間は短くなる傾向にあり、こうした生活習慣がしつこい疲れ目を含む全身の慢性疲労の原因となるのです。
人間の体の機能は、ほぼ24時間周期でプログラミングされていて、深夜から明け方にかけては活動を休止するようにできています。このため、遅くとも午前0時ごろには布団に入り、決めた起床時間に起きるようにしたほうが身体の生理的なリズムを崩しません。目と身体にやさしい生活を心がけましょう。
投稿日:2018年1月27日 カテゴリー:眼の症状
本日1月22日の診療について
本日1月22日(月曜日)は、大雪にともない、
午後4時15分にて休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様、くれぐれもお気を付けてお過ごしください。
院長
投稿日:2018年1月22日 カテゴリー:お知らせ