ブログ

結膜浮腫

結膜浮腫は、結膜炎のなかでも特にアレルギー性結膜炎が原因で生じる傾向があります。花粉や動物・ハウスダストといったアレルギー症状が強く表れて、結膜に炎症が起きている状態のときに目をこすったりかいたりすると、結膜がよれて白目との間に隙間ができます。するとそこに水分が入り込み、浮腫が生じてしまうのです。また、長時間にわたるコンタクトレンズの装用によって結膜炎になり、結膜浮腫が生じることもあります。特に、ドライアイの方は注意が必要です。ドライアイでは、コンタクトレンズと眼球の間に緩衝材となる涙が少なく、レンズと眼球はピタッとくっついた状態になっています。そのため、レンズ周囲の結膜にヨレやシワが生じやすくなり、浮腫を招いてしまいます。結膜浮腫は、時間が経てば炎症は引き、何事もなかったかのように元に戻ることがほとんどです。もしも結膜浮腫になったら、まずはできるだけ安静にして、患部を刺激しないようにしてください。コンタクトレンズを着用している場合は、外しましょう。そして凍らせた保冷剤や水で濡らしたタオルを当てて冷やし、炎症を抑えます。それでも炎症が引かないときや、浮腫以外の症状(痒みや痛みなど)がひどいときには、眼科で診てもらうことをおすすめします。

 

投稿日:2023年2月24日  カテゴリー:眼の症状

3月休診日ご案内

3月の休診日は

3月2日、9日、16日、23日でございます。

ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)

ご予約はこちらの電話番号へ前日までにご予約下さい。045-311-1514

 

投稿日:2023年2月24日  カテゴリー:お知らせ

薬の処方箋有効期限

処方せんの使用期間は、特別な事情があり医師からの指示がない限り、「発行された日を含めて4日以内」となります。原則的には、この4日を過ぎてしまうと、処方せんは「無効」となり薬局ではお薬を渡すことができません。一般的な処方せんには、処方せんが交付された日付の欄と、処方せんの使用期間の欄があります。処方せんの使用期間の欄は、通常は「空欄」となっていますが、期限がないというわけではありません。この欄に医師の判断で期限の記載がある場合を除き、処方せんの期限は処方箋が交付されて日を含めた「4日以内」となります。お薬によっては、症状が出たら早めに飲み始めなければ効果が期待できないものや、正しい期間飲み続けることで効果を得られるものなどもあります。そのため、基本的には、処方せんが交付されたら、なるべく早く薬局でお薬を受け取り、服用を開始することが大切です。

 

 

 

投稿日:2023年2月22日  カテゴリー:その他

目をかいてはいけない

猛烈なかゆみがある時も、目をかいてはいけません。主な理由は目、特に角膜や網膜に負担をかけるからです。また、目元の皮膚は意外とデリケートにできており、かくことで傷がついてしまうおそれもあります。そして残念なことに、目をかけばかくほどヒスタミンが出て炎症やかゆみがますますひどくなりますので、かゆみを抑えるという意味でもできるだけかくのは我慢しましょう。眼科では、薬局で購入できる抗アレルギー薬の点眼薬よりも効果が高い点眼薬が処方できます。また症状がかなりひどい場合で、適応があれば低濃度ステロイド点眼薬などを処方することもあります。ただしステロイドの点眼薬には眼圧上昇や眼感染症の悪化などの副作用があるため、眼科専門医による厳重な経過観察のもと、極めて短期間だけ使用するのが一般的です。

投稿日:2023年2月7日  カテゴリー:眼の症状

花粉予想2023年

2023年の花粉飛散量は、2022年と比較して多い地域が全国的にみられ、四国、近畿、関東甲信では非常に多く飛散すると予測されています。東北、関東甲信は非常に多いと予測されています。2023年のスギ花粉の飛散量は、主に前年2022年の夏の天候とスギ花粉の飛散量調査などを総合的に判断し、スギ花芽の発育と合わせて予想されています。地域ごとに見てみると、前年比で110%程度から290%の地域まであり、例年比で100%から200%とほぼ例年より多いから非常に多いと言えます。花粉対策において普段からの体調管理も需要です。体調が悪いと花粉症の症状は悪化しますので、普段から体調を整えておきましょう。睡眠不足は花粉症を悪化させ、花粉症のために睡眠不足になります。早めの予防が効果的ですので目薬や飲み薬など早めに用意するようにしましょう。

投稿日:2023年2月7日  カテゴリー:眼の症状

ページトップ