眼の症状

加齢とコントラスト感度

運転中、周囲が明るいほうがよく識別できますが、明るさとともにコントラストも重要な役割を占めています。たとえば、白い紙に黒いインクで書いた文字はよく見えますが、グレーの紙に黒いインクで書いた文字は見えにくくなります。特に、夕方になると周囲の色と道路や車などが同化してきますので、コントラストがなくなり見えづらくなります。このコントラストの感度は、加齢とともに低下することがわかっており、コントラスト感度と年齢の関係を調べた実験では、40歳ぐらいまではほとんど変化がありませんが、45歳ぐらいから60歳ぐらいまで半分程度まで急激に低下していくことがわかっています。雨の日や夕暮れ時などコントラストが低くなるときに運転するときには、スピードを落とすとともに、念入りな安全確認を心がけるようにしましょう。

投稿日:2023年1月29日  カテゴリー:眼の症状

睡眠不足と目

睡眠時間が短く、頭がぼんやりすると、情報が網膜から脳へ伝わる速度が遅くなり認識・識別時間が長くなります。
その結果、パソコンなどの作業効率が落ちることも考えられます。近見視をするには、近くをみるため水晶体の厚みを変える調節力が必要です。睡眠時間が不足した調節力の乏しい状態では近見視力は低下します。睡眠不足により、物をすぐに認識しにくい、近くのものが見にくい、コントラストを把握しにくいという影響が現れてしまいます。車の運転の場合は、判断能力に支障をきたすかもしれませんから危険です。目の健康のためには、適度な睡眠をとり、目の周辺の筋肉や視神経をリラックスさせ、回復させることが大切です。

投稿日:2023年1月17日  カテゴリー:眼の症状

冬のコンタクトレンズ乾燥対策

冬は屋外も室内も乾燥しています。コロナ禍中、マスクでメガネをしていると曇ってしまうので、普段コンタクトレンズを多用するようになった方も多いと思います。近くのものを集中して見る時、無意識のうちにまばたきの回数が激減しているのです。
意識的にまばたきをしないと、眼に涙を行きわたらせる事ができません。特にコンタクトレンズを使用している人にとってはストレスを感じるでしょう。乾燥すると、「張り付き」「視力不良」「充血」などが起こりやすくなり、ドライアイの原因にもなります。室内では加湿器をたくなどして乾燥対策をしましょう。乾きにくいコンタクトレンズを使うのもおすすめです。目の疲れも目が乾く原因になります。コンタクトレンズを外して眼鏡に変えたり、目薬をさしたりして目を休ませてあげましょう。

 

投稿日:2023年1月16日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状

子供の近視抑制

近くでスマホやタブレット画面を見続けると、常に近くに目のピントを合わせることになり、目に大きな負担がかかります。疲労軽減のためには、子どもも大人も20分に1回は目を離し、5m位の遠く離れた場所を見るようにしましょう。特に子供は近視が進みやすく、20分より早めに、休憩を取るようにしましょう。目の調節筋の緊張を解放して、目を休めることができます。世界的に推奨されている近視進行の抑制方法が「外での活動や外遊び」。週14時間、1日2時間が効果的、と報告されています。定期的に視力検査をおすすめします。

投稿日:2022年12月13日  カテゴリー:眼の症状

まつ毛ダニ(デモデックス)

まつげダニは顔ダニの一種で、正式名称をDemodex(デモデックス)といいます。毛根や皮脂腺などヒトの皮膚に生息している寄生虫です。現在、ヒトに寄生するデモデックスは2種類が確認されています。まつげダニは目元の皮脂などをエサにしています。まつげダニが大量繁殖すると、特殊な強いかゆみが発生します。 アイメイクが濃い方、化粧落としが不十分な方、まつ毛エクステンション・アイプチ・つけまつげ使用される方、アイメイクのみをしない方・パウダー使用する方、目のまわりに関心が無い方、高齢者(男女問わず)などは目の周りを清潔に保つよう気をつけるようにしましょう。

投稿日:2022年12月2日  カテゴリー:眼の症状

運転と動体視力

自動車運転免許取得や更新のためには、普通免許で「両眼で0.7かつ片目0.3以上」の視力が求められますが、実際はより安全な運転のためには1.0以上見えていることが望ましいです。通常の視力表を用いて計測するのは静止視力と言い、動く物を見る時の視力を動体視力と言います。自動車運転で問題になるのは動体視力です。若い人でも、動体視力は静止視力よりも劣り、動く物のスピードが早くなると、動体視力は劣ってきます。加齢によって眼球を動かす筋肉の反応が衰えれば、動体視力は更に低下します。動体視力は、40代からは急激に低下していきます。平均的な70歳以上の人の動体視力は0.1前後まで低下していることもあります。そのため、70歳以上のドライバーは免許更新の際に動体視力検査を実施することになっています。動体視力が低下すると、距離感覚が不良になり、日常的に運転に支障をきたす原因となります。

 

投稿日:2022年11月28日  カテゴリー:眼の症状

スマホと子供の近視

子どもの近視が問題視されています。その原因の一つとされるのが、スマホです。実は、スマホが普及した2014年頃から、世界規模で子どもの近視が増加傾向にあります。スマホは、片手で持つことが多いため、つい目から20cm以内に近づけてしまいがちです。この「近距離を見る」という行為が、近視を進めてしまいます。小さな画面を長時間見続けると、17歳以上の大人にも影響を及ぼしています。もともと眼球は、前後に伸び縮みすることで近くにも遠くにもピントが合わせられるようにできています。しかし近くにピントを合わせ続けていると、眼球が前後に伸びたままとどまり、近くはハッキリと見えるが遠くはぼんやりとしか見えない状態になり、近視が進行してしまうのです。本やテレビ、スマホを見るときは目から30cm以上の距離を取ることが大切です。20~30分ごとに、6m以上先のものを見て、目を休めるようにしましょう。

投稿日:2022年11月13日  カテゴリー:眼の症状

目が悪いのにメガネをかけないとどうなる?

視力が悪いのに、メガネをかけないで生活していればずっと見えないままの視力で生活することになります。 そうなると目が「視る」という機能をあまり使わずに生活してしまう為、その機能が衰えてしまう可能性があります。遠くがよく見えないときは、無意識に目を細めたりすると視力はほんの少し上がりますが、これは本当の視力ではなく、無理をした状態なので、目はリラックスできず緊張してしまい、目に負担をかけてしまうことになります。メガネをかけないでいると、常にこの緊張状態になってしまい、眼精疲労の原因となり、眼精疲労からくる視力低下で近視が進んでしまう可能性があります。目に負担をかけないためにも、早いうちにメガネやコンタクトで矯正することが必要です。また、メガネをかけずに無理をしてきた人が、いざメガネをかけようとすると、適切な度数で処方したメガネでもなかなか慣れないこともあるようです。当院ではメガネの処方箋を日曜日に処方しております。(処方箋のみで眼鏡の販売は行っておりません)気軽にご相談ください。(予約制です)

投稿日:2022年11月1日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状

紫外線と目

肌と同じように、目に紫外線が入った場合も目はダメージを受けます。角膜に紫外線があたると、角膜が炎症を起こし、強い目の痛み、充血といった症状が出ることがあります。これを電気性眼炎(雪目)といいます。これが、白内障などの病気につながることもあります。白内障は、眼球の中の「水晶体」がにごってくる病気で、進行するにつれ見えにくくなる病気です。紫外線も水晶体に影響を与える原因の一つです。こういった病気を予防するために、紫外線が目に入ることをできるだけ防ぐようにしましょう。サングラスやコンタクトレンズ、帽子等の利用が有効的です。サングラスは色が濃いものを使用すると、より多くの紫外線が瞳に侵入することがありますので、色は薄いものを選びましょう。
帽子はつばの幅が広いものが効果的です。

投稿日:2022年11月1日  カテゴリー:眼の症状

結膜弛緩症

結膜弛緩症とは、白目の粘膜部分が弛緩し、たるんだ状態のことをいいます。結膜には適度なゆるみがあり、上下左右など眼球運動がしやすいようになっています。このゆるみが強くなった状態が結膜弛緩症です。高齢者に多くみられます。ショボショボする、ゴロゴロするなどの異物感や不快感、涙がこぼれる、涙があふれるなどの症状がみられます。高齢者が涙がよくこぼれる、涙があふれるという場合hあ、かなりの頻度で結膜弛緩症が生じています。症状に応じて、人工涙液、角膜保護薬、抗炎症薬などの点眼薬を処方をします。手術を行う場合もあります。

 

 

投稿日:2022年10月18日  カテゴリー:眼の症状

 

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