眼の症状

原因を特定できない慢性型の緑内障

直接的な原因がわからないものを「原発性緑内障」とよんでいます。原発性は症状が少しづつ進んでいく「慢性型」と、突然激しい痛みが起きる「急性型」、眼圧が正常なのに緑内障を起こす「正常眼圧緑内障」に分ける事ができます。

じわじわと症状が進んでいく慢性型を、専門的には「開放隅角緑内障」といいます。40~50代の近視の人に多く見られます。このタイプでは「開放隅角」という名前が示すように、房水の排出口がふさがれているわけではありませんが、排出口の手前にあるフィルターの目が詰まっている為、房水がスムーズに排出されません。このため徐々に房水がたまって眼圧が高くなっていくという特徴があります。また、両目の視野が鼻側からかけていくのも特徴です。こうした変化は微妙なもので、目に起こっていることになかなか気づかないという怖さをもっています。

投稿日:2018年6月19日  カテゴリー:眼の症状

ピントがぼやける「屈折異常」

近視や乱視は角膜や水晶体という「レンズ」の光を曲げる力が狂って、網膜にピントの合った像を結べなくなる異常です。近くのものは比較的よく見えるのに、遠くのものがはっきりと見えない近視は、レンズが光を曲げる力が強すぎて、網膜の手前でピントの合った像を結んでしまう状態です。

遠視は近くは良く見えないが、遠くが良く見えるという状態ではありません。遠視の目では光がなかなか曲がらず、像が網膜よりも奥で結ばれてしまうため、近くも遠くも見えにくい状態になってしまいます。近視や遠視は、角膜の表面のカーブがきつすぎたりゆるすぎたりすることが原因となるほか、目の奥行きが長すぎたり短すぎたりするために、網膜にピントが合わなくなっていることもあります。

一方乱視は主に角膜にゆがみが生じて、目の中を光が進む方向がそろわないために、どこにもピントのあった像を結ぶことが出来ない状態です。こうした異常のことを「屈折異常」といい、改善するにはメガネやコンタクトレンズといった人工のレンズを加えて光を曲げ、網膜にピントを合わせる事が必要になります。

投稿日:2018年6月5日  カテゴリー:眼の症状

目の見え方チェック

以下の項目に当てはまる方は、近視、老視、乱視、眼精疲労または、コンタクトレンズやメガネの度数があっていないかもしれません。

□ 目を細めてみるようになった

□ 2・5や3・6・8などの数字区別がつきにくい

□ パソコンや携帯電話を長時間使用することが多い

□ 遠くの看板や案内板の文字がみえにくくなった

□ 夜、信号や矢印信号がぼけてみえる

□ 新聞や本などを見る時離さないと見えにくい

□ 眼がかすんだり、モノがぼやける事が多くなった。

□ 暗いところでモノが特に見えにくい

気になる点がございましたら、ご相談ください。

投稿日:2018年5月22日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状

温冷効果で疲れ目対策

目の疲れが引き起こす不快な症状は、もとをたどれば眼球を動かす筋肉や毛様体に起こる一種の筋肉痛です。使い過ぎによって、筋肉が緊張して凝り固まってしまうという点では肩こりにも似ています。なるべく軽いうちに解消していく事が大切です。一番有効な方法は、「目を休める」ことです。また、手軽に疲れを解消するには、目の筋肉の血行を良くするのも一つの手です。こりや筋肉痛は、筋肉の血行不良が原因となっているからです。血行がスムーズになれば、筋肉中にたまった疲労物質を押し流すことができます。酸素や栄養を十分に補給することも出来ます。目に冷やしタオルや、蒸しタオルをあて、刺激を与える方法がいちばん簡単です。目に痛みがある時は炎症を起こしている可能性があるので、温めずに冷やすことが必要になります。

投稿日:2018年5月2日  カテゴリー:眼の症状

視野がぼんやりとかすむ白内障

「白内障」は、水晶体という無色透明の「レンズ」が白く濁るために視力低下を引き起こす病気です。お年寄りだけでなく、働き盛りの50歳くらいで症状が出る事もあります。水晶体の中身は水分とたんぱく質からなる成分で満たされていますが、この病気の原因となる水晶体の濁りは、たんぱく質が変化したり水分量のバランスが崩れるために起こります。水晶体が濁ってしまうと、光が網膜まで届かなくなったり、水晶体を通過するときに乱反射を起こしたりして、網膜に正しい像を結ぶことが出来なくなります。白内障になるとものがかすんだり、ぼやけて見えるのはこのためです。濁りのもとになるたんぱく質の変化は老化によるものがほとんどです。40代から徐々に始まり、80代にもなれば水晶体に濁りがみられるほうが普通です。ただ、老化現象は人によって進み方がまちまちで、濁りの程度にも差があるので、加齢による白内障を「加齢性白内障」と呼んでいます。

投稿日:2018年5月2日  カテゴリー:眼の症状

乱視の原因

生まれつき角膜がラグビーボールのようにいびつな形をしている正乱視と、表面が凸凹に波打った形状の不正乱視があります。正乱視は、近視や遠視と同じような屈折異常ですが、不正乱視の方は角膜の病気や外傷が原因で起こるものです。角膜の歪みは誰にでもあります。ただし、程度がわずかなうえ、若いうちは調節力があるので、乱視に気づきにくいのです。中高年になって調節力が低下すると、目が疲れるなどの乱視の症状が現れることがあります。

正乱視はメガネで矯正が出来ますが、不正乱視はメガネでは矯正ができません。軽い乱視はちょっと目が疲れる程度なので、とくに不便を感じなければ矯正する必要はありません。しかし、強度の場合はどこを見ても、ピントが合わないため、常時矯正していないと、目に無理がかかり、視力低下が起こります。早めに適切なメガネやコンタクトレンズで矯正しましょう。

 

投稿日:2018年4月23日  カテゴリー:眼の症状

角膜混濁

角膜は本来透明ですが、潰瘍や炎症、けがなどのときには、血管が侵入したり、濁ったり厚さが変化したりします。病気が収まった後でこの混濁が残った場合はうっすらした混濁を角膜片雲、真っ白な混濁を角膜白斑と呼びますが、混濁の濃さ、場所、広がりと瞳の関係によって視力が様々な程度に障害されます。濃い濁りでも角膜の端の方なら視力に関係ないですが、薄くて小さな濁りでも中心部にあれば視力が低下します。角膜混濁だけの為に視力が悪い場合、眼底などには大きな病変が無くて、角膜さえ透明ならば視力が回復する可能性のある場合や、潰瘍が穿孔しそうになって失明寸前の場合などには、角膜移植がが決定的な治療法になります。

投稿日:2018年4月2日  カテゴリー:眼の症状

調節性眼精疲労

遠視の人がメガネをかけないでいると、視力が良くても無意識のうちに自分の水晶体を余分に膨らませているために、目に無理な負担がかかってしまいます。目が疲れるという人の中で一番多いのがこの遠視であることを知らないでいた人で、メガネをかけると楽になります。かけ始めは少々ぼんやり見えると感じる事もありますが、細かい作業のときから使い始めると楽で手放せないようになります。また、強すぎるメガネをかけている人も同じ条件になります。近くにピントを合わせる作用の弱まった老視の人も我慢してメガネをかけないでいると、眼精疲労がおきます。

投稿日:2018年4月2日  カテゴリー:眼の症状

眼底検査

眼底には脳から枝分かれした血管が分布しており、全身状態と一緒に変化します。視神経にも色々な変化が現れます。眼底は全身状態を判断する上で大変大事な検査です。眼底を詳しく見るには散瞳剤を点眼して、瞳孔を広げて検査します。この点眼後は、まぶしくて近くのものが見えにくくなります。数時間続くので、車の運転等には注意が必要です。

 

投稿日:2018年3月27日  カテゴリー:眼の症状

年齢と目の調節力

目の調節力は10歳くらいが最大で、その後は加齢に伴い弱くなっていきます。これは、近視・遠視・乱視などとは関係のない年齢変化です。近くが見づらくなると、老眼を自覚しますが、実は10代の頃から始まっている現象なのです。このような調節力の低下は誰にでも起こりますが、近視の人はメガネを外した状態では、近くを見るのに便利な目なのであまり不自由をかんじません。

20代では18cmより手前が見えず、50歳では40cm手前が見えなくなってきます。年齢とともに水晶体は固くなり、毛様体小帯がゆるんでも水晶体の厚さを変える事が出来なくなってきます。そのため近くにピントを合わせる事が出来なくなるのが老眼です。

投稿日:2018年3月20日  カテゴリー:眼の症状

 

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