眼の症状

目のかゆみ

目のかゆみで真っ先に考えられるのは、「アレルギー性結膜炎」です。症状はかゆみ以外に充血や、白目の表面が腫れてぶよぶよしてきたり、まぶたの裏の結膜に小さなぶつぶつができます。アレルギー性結膜炎は花粉症で知られる病気です。季節ごとの花粉のほか、ペットの毛やダニ、空気中を浮遊するごみなどのハウスダスト、薬品、化粧品、特定の食べ物などがアレルギーの原因となります。これら特定の物に対してアレルギーを持つ人が、原因となる物に触れた時、体に反応がおきます。多くは晴れた日や、暖かい場所、原因植物の花粉が飛ぶそれぞれの時期などに起こりがちです。点眼治療などが行われますが、原因物質の除去も心がけて下さい。

アレルギーのほかにもかゆくなるものもいくつかあります。重症のアレルギー性結膜炎である「春季カタル」という病気は強い目のかゆみが起こります。まぶしさや、充血、まぶたの裏にびっしりとぶつぶつができたりします。まぶたの周囲の皮膚に湿疹や炎症が起こる「眼瞼炎」もめのあたりがかゆくなります。軽い細菌などによるごく一般的な結膜炎やものもらいもかゆくなります。

投稿日:2018年3月5日  カテゴリー:眼の症状

ヘルペス角膜炎

※帯状疱疹とは

帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによる病気で、一度このウイルスに感染するとウイルスは体の神経に潜み、体調を崩したりして弱ってくると、逆にウイルスは元気になり、皮膚に発疹をともなって、出てきます。この発疹は痛みをともなうことと、必ず顔、体の左右どちらかだけに出現し、体の中心線を超えて広がることはないです。目は三叉神経がウイルスに侵されると症状が出てきます。この神経の支配領域は皮膚で言うと、額から上まぶた、鼻先までで、この部位に発疹が出ると、目の方にも症状が出る可能性があります。軽い症状だと結膜の充血、目やに程度ですみますが、角膜にも病変がでてくることもあります。また、目の表面だけでなく奥にまで病変が及ぶこともあり、虹彩毛様体、網膜が侵されることがあります。こうなると視力にも影響することがあります。まれに、発疹を伴わない眼部帯状疱疹ヘルペスもあり、発疹がないからといって、目は大丈夫というわけでもありません。帯状疱疹ヘルペスは免疫機能の衰えている高齢者や全身疾患で治療中の方に発症すると重症になりやすいので、気を付けましょう。

投稿日:2018年3月5日  カテゴリー:眼の症状

コンタクトレンズは医療用具です

最近コンタクトレンズ使用者の眼障害による眼科受診が増加しています。主なトラブルには以下の様なものがあります。

① コンタクトレンズのカーブが目に合わず、角膜に傷がつき視力障害を起こした。

②細菌性の感染症にかかっているのに気づかず、コンタクトを使用し炎症が悪化した。

③度数が合っていないコンタクトレンズを使用し、眼精疲労や強度の頭痛を起こした。

④面倒くさいからコンタクトを付けたまま寝てしまい、目を傷つけてしまった。

⑤ 使い捨てレンズの使用期間を守らず使用し、目に炎症を起こしてしまった。

⑥ 保存液の代わりに水を使用したり、毎日のケアを怠ったためによる眼障害を起こした。

コンタクトレンズは「医療用具」です。使用方法を誤ると目に障害が起きます。コンタクトレンズによる目の障害から眼を守るためにも、いつも正しいケアを心がけ、眼科専門医による正しい処方と定期的な検査をしましょう。

投稿日:2018年2月20日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状

薬物が目に入ったら

目の中に薬剤が入った場合、その薬剤の性質、濃度、時間によって症状が大きく異なります。一般に酸性の薬剤とアルカリ性の薬剤を比べると、アルカリ性のものの方が非常に病後の経過が悪いことが多いです。また、薬剤が目に入ってからどのくらい時間がたったのかで、病後の経過が大きく左右されるため、薬剤が目に入ったら、まずは水道水でいいので目を最低10分以上は洗い流してください。通常、自分で十分に眼を洗ったと思っていても、洗えていない場合もしばしばあるのでしっかりと目を開けてよく洗いましょう。何もしなかったり、目薬を点しただけで、時間が水分立った後にまだ痛みが取れず受診しても手遅れの可能性もあります。

※危険な薬剤※

《酸性薬剤》塩酸、硫酸、硝酸、漂白剤、酸性洗剤など

《アルカリ性薬剤》水酸化ナトリウム、アルカリ性洗剤、毛染め液、パーマ液、生石灰、セメントなど

何か目に入った場合は早急に眼科を受診しましょう。

投稿日:2018年2月7日  カテゴリー:眼の症状

ドライアイセルフチェック

□ 目が疲れやすい

□ 乾いた感じがする

□ ゴロゴロする

□ 重い感じ

□ 涙が出る

□ 痛い

□ かゆい

□ 光を見るとまぶしい

□ 充血している

□ かすんで見える

□ 目やにが出る

□ コンタクトをはめると目が痛い

□ 目が熱い

□ 目を10秒以上開けていられない

以上の様な症状がありましたら「ドライアイ」の可能性があります。一度受診をお勧めいたします。

 

投稿日:2018年2月3日  カテゴリー:眼の症状

目と身体の疲れを取る為に十分な睡眠を

疲れ目というと目だけに起きている異変のように考えがちですが、全身の疲労や精神的ストレスの影響も無視できません。疲れ目を解消したいのであれば、しっかりと全身を休養させることが必要になります。疲れ目を訴える人を見ていると、目の酷使のほかに生活が不規則になりがちな点も共通しています。年々日本人の睡眠時間は短くなる傾向にあり、こうした生活習慣がしつこい疲れ目を含む全身の慢性疲労の原因となるのです。

人間の体の機能は、ほぼ24時間周期でプログラミングされていて、深夜から明け方にかけては活動を休止するようにできています。このため、遅くとも午前0時ごろには布団に入り、決めた起床時間に起きるようにしたほうが身体の生理的なリズムを崩しません。目と身体にやさしい生活を心がけましょう。

投稿日:2018年1月27日  カテゴリー:眼の症状

角膜炎・角膜潰瘍

角膜は、バリヤ機能をもつ「上皮細胞」と、厚みのほどんどである「角膜実質細胞」、水分を調節する「内皮細胞」の3層で構成されています。そして、ボーマン膜、デスメ膜が間をつないでいます。上皮細胞は、常に涙液で保護されており、剥がれてもすぐに再生できるほど丈夫です。しかし、目を強くこすったり、乾き目やコンタクトレンズの使い方が悪かったりすると、丈夫な角膜上皮でも傷ついて炎症を起こしてしまいます。これを角膜炎といいますが、軽いうちに治さないと痛みだけでなく視力にも悪影響を及ぼしかねません。角膜が傷ついたり涙が減少すると、保護力が弱まって細菌感染しやすくなるのです。感染すると、角膜の真ん中を細菌が侵食して角膜潰瘍を起こします。一刻も早い治療が望まれます。

角膜炎の原因はさまざまです。ドライアイ、草木やペットの毛による感染、紫外線、放射線、コンタクトレンズの取り扱い方の不備、ゴミ、砂などの異物混入、逆さまつげ、薬によるアレルギーなどがあります。また、原因不明で起こることも少なくありません。

投稿日:2018年1月13日  カテゴリー:眼の症状

物が2重に見える

物が二十にダブって見えるものを「複視」といいます。「乱視」などの屈折異常でも二重にずれて見えることはありますが、その場合は片目をつぶってもやはり、ダブって見えてしまいます。片目をつぶるとちゃんと見えるものは乱視などとは別の原因があると考えられます。こういう場合の多くが、目の眼筋のまひで起こることが多いのです。とくに頭の中の脳神経の病気によって目を動かす筋肉がまひして斜視になることで、複視の症状が出ることは少なくありません。複視は網膜剥離の手術後などにも生じる事があります。突然片方の視線がずれている斜視が起こったときはこの「眼筋まひ」が大いに疑われます。眼筋まひの原因はさまざまです。脳腫瘍や脳動脈瘤によるもの、甲状腺機能異常なども原因になります。このほか頭部外傷や目の外傷によるまひ、さらに眼窩腫瘍などで目の神経が圧迫されてもまひ症状がおこることもあります。

症状が現れたら放置せずきちんと受診しましょう。

投稿日:2018年1月5日  カテゴリー:眼の症状

近視のメガネが合わなくなった

おそらく「近視」の進行が考えられます。近視は思春期の頃から始まり、25歳前後まで度が進みます。目は網膜にピントを合わせ、見た物の画像を脳へ届けます。遠くの物が、網膜にピントを結ばない状態を「屈折異常」と呼び、近視もその一つなのです。近視なると近くはちゃんと見えますが、遠くのほうがぼやけてきます。眼球の奥行きが長くなりすぎるため、近くの者にしかピントを合わせられない状態です。メガネなどで矯正できるものを「単純近視」といい、遺伝因子が原因であるといわれています。

急に視力が低下した時は眼の病気を起こしていることが多いので、早急に眼科を受診してください。ブドウ膜に炎症が起こる「ブドウ膜炎」、視神経の炎症である「視神経炎」などは治療が遅れると、重大な視力障害を残すことになります。

投稿日:2018年1月5日  カテゴリー:眼の症状

プールでうつる結膜炎

結膜炎はプールでうつることがあります。はやり目やプール熱と言われる伝染性の結膜炎になると、目が赤く充血し、目やにや涙が出るなどの症状を起こします。また、プール熱といわれる咽頭結膜熱になると発熱やのどの痛みも現れる為、風邪と間違われることもあります。結膜炎はウイルスによるものと、細菌によるものがありますが、プールでうつるものはウイルスの一種であるアデノウィルスによるものが主です。症状が出るのはにおよそ1週間ぐらい後からです。ウィルス性の結膜炎に良く効く目薬は今のところありませんが、ほかの病気を引き起こさないように抗生物質の目薬を点したり、黒目に細かい傷が出来ている場合は傷を治す目薬を点します。細菌性の結膜炎は、ウィルス性の結膜炎より症状が軽く、抗生物質の目薬で治療します。ウィルス性の結膜炎はおおよそ2~3週間で治りますが、症状が強い場合もあり、まずはうつされないように予防し、また、うつってしまったら他の人にうつさないようにすることが大事です。結膜炎などの目の病気にかかっている可能性があるときは、プールに入ってよいか医師にかくにんしましょう。

投稿日:2017年12月19日  カテゴリー:眼の症状

 

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