眼の症状
ソフトコンタクトレンズとドライアイ
原因
・涙液分泌機能の低下、マイボーム線機能不全、ソフトコンタクトレンズの水分の蒸発
乾燥した環境や長時間の近業作業に伴うIT眼症状
症状
・結膜の充血、かすみや視力の不安定、装用感の悪化、まばたきによる視力の改善
治療・対処方法
・防腐剤を含まない人工涙液及びヒアルロン酸含有点眼薬の使用
・低含水などの水分蒸発の少ないコンタクトレンズを使用する
投稿日:2021年11月10日 カテゴリー:眼の症状
アイフレイルとは
アイフレイルとは加齢に伴って眼の脆弱性が増加することに,様々な外的・内的要因が加わることによって
視機能が低下した状態。また,そのリスクが高い状態をいいます。
アイフレイルセルフチェック
- 目が疲れやすい
- 夕方になると見にくくなる
- 新聞や本を長時間見ることが少なくなった
- 食事の時にテーブルを汚すことがある
- 眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
- まぶしさを感じやすい
- まばたきしないとはっきり見えないときがある
- まっすぐの線が波打って見えることがある
- 段差や階段で危ないと感じたことがある
- 信号や道路標識を見落としたことがある
2つ以上当てはまった人はアイフレイルかもしれません
加齢により,眼球は構造的,機能的に恒常性・予備能力が低下し,外的・内的ストレスからの健康障害に対
する脆弱性が増加してきます.放置していると,何らかの外的・内的要因が加わることによって障害を発症
し,視機能が低下します.さらに進行し,重度の視機能障害に陥ると,自立機能低下,日常生活制限を伴う
ようになります.アイフレイルは時に感じた見にくさや不快感を単に「歳のせい」にせず,自身の視機能に
おける問題点の早期発見をしましょう。
投稿日:2021年9月27日 カテゴリー:眼の症状
緑内障セルフチェック
・40歳以上である
・高血圧、糖尿病、心臓病など生活習慣病がある
・近視がある、片頭痛がある
・血縁に緑内障の人がいる
・眼科検診を受けたことない
・心配事があり眠れないことがある。性格的に几帳面である。
・時々目が充血する
・片目だと見えないところがある
このような症状が当てはまる場合は一度眼科健診を受けてみましょう
白内障は治療と検査を怠らないように
白内障は点眼薬や内服薬の治療で、確実に進行を止められるとは言えません。
しかし、進行するまで放置しても同じだと思って、検査や治療を怠ると進行が
早くなったり、重大な病気の発見が遅れることもあります。何らかの症状を覚えた
時は、必ず受診するようにしましょう。40歳を過ぎたら年に一度は眼の健診
も受けましょう。眼のかすみや、まぶしさ、視力低下など気になる事があれば
ご受診ください。
老眼鏡は必要か?
年齢とともに調節力は着実に衰えるので、我慢しないようにしましょう。老眼鏡の度数は、その目元々の状態と年齢、職業上からの必要な距離、両眼の見え方のバランスなどの要素を総合して決められます。両眼が同じ度数とは限らず、また机上の精密な仕事をする人と、手を伸ばしたところが良く見えなければ困る人とでは、度数が違うのが当然です。職業にもよりますが、軽いうちは細かいものを見る必要のある時だけかければ(軽い近視ならそのときだけメガネをはずせば)間に合う事が多いのですが、遠くも近くもよく見なければならない場合は遠近両用も便利です。
投稿日:2021年3月10日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状
花粉症対策
2021年の1月、2月は西日本と東日本の平均気温は平年並みか低い予想です。スギ花粉の飛散開始は各地で例年並みとなる見通しです。
スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。
症状が出てからお薬を使うよりも、花粉が飛散する2週間くらい前から、予防的に抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の点眼及を始めると、
症状が大幅に軽減することがあります。早めの花粉症対策を心がけ、眼科・耳鼻咽喉科にて点眼薬、点鼻薬及び内服薬などの処方をご希望下さい。
当院でも花粉症の目薬等処方を行っております。お気軽にご相談下さい。
投稿日:2021年1月13日 カテゴリー:眼の症状
老視の原因
物を見る時に目は「毛様体筋」という筋肉で「水晶体」の厚みを変えてピントを調節しています。
ピントを合わせる力は10歳がピークでその後は年齢と共に弱くなります。早い人で30代、一般的には
40代から徐々に近くが見えづらくなってきます。毛様体筋の働きが弱くなり、水晶も硬くなり弾力が
無くなり遠くが見える状態では近くの物が見えづらくなります。
40歳を過ぎたら今一度お使いの眼鏡やコンタクトレンズの見え方を見直すことをお勧めします。
投稿日:2020年12月1日 カテゴリー:眼の症状
交感性眼炎
交感性眼炎とは眼球破裂などのように目の中の内容物である虹彩、毛様体、脈絡膜という血管と色素細胞にとんだぶどう膜の組織が破壊され、外界へ飛び出したりすると、0.2~1%くらいの確率でいい方の目にぶどう膜炎がでてしまう。理由はぶどう膜の色素細胞に外傷によるアレルギー反応がでてしまい、体の中の色素細胞に病的な反応がでてぶどう膜炎、頭痛、耳鳴り、難聴などがでます。
投稿日:2020年2月25日 カテゴリー:眼の症状
今年の花粉症
今年の花粉症は、日本気象協会などの予想によると2020年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散は、九州から関東甲信にかけて広い範囲で例年に比べて少ないとの予測です。
一般的に花粉飛散量は前年が多いと翌年は少なく、前年が少ないと翌年は多くなる傾向があると言われています。
飛散開始時期は1月以降、春先にかけて気温が高めだと、飛散時期は早まります。
今年は暖冬傾向ですの気温は高めですので、早めの花粉症対策を取りましょう。
投稿日:2020年2月14日 カテゴリー:眼の症状
裂孔原性網膜剥離
網膜剥離は、近視の人や中高年に多く、毎年1万人に1人発病すると言われています。眼の中は硝子体という透明なゼリー状の物が詰まっているが、次第に老化現象で水とゼリーに分かれ、残ったゼリー状の硝子体が病的に網膜と強く癒着していると、目を動かすたびに網膜が引っ張られ、光が走って見えたりします。運が悪いと、癒着しているところの網膜が破れ、裂孔という網膜の穴が出来てしまいます。裂孔が出来ても、穴の周辺にレーザー光凝固を行えば外来でも治療が出来ますが、大きく剥がれている場合は、緊急入院をして手術になります。剥離したまま放置すると、どんどん悪化しますので、飛蚊症、光視症が出たら眼科を受診しましょう。
投稿日:2020年2月14日 カテゴリー:眼の症状