眼の症状
プールと目
プールの水を介した伝染病にプール熱があります。正式には咽頭結膜熱といって、アデノウィルスが原因で発病します。尿や弁に出てくるウイルスなので、感染者がいるとプールにまき散らされて多くの人が病気になってしまいます。このウイルスや、大腸菌、その他の菌類を殺菌する目的で塩素をプールに入れる事が義務付けられています。この塩素がドライアイ、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎の方たちは、目がしみたり充血してしまいます。プールで泳ぐときにはゴーグルをするようにしましょう。
投稿日:2020年1月26日 カテゴリー:眼の症状
やわらかいボールで目のけがをしたら
ボールの種類によってめのけがの状態は違ってきます。野球のボールは眼球直接よりも、目を囲んでいる骨に強く当たり、衝撃が目の前のほうへ集中します。それに対して、テニスボールやサッカーボールのように比較的柔らかく変形しやすいボールは、目を直撃して眼球全体にけがが及び、硝子体出血や網膜出血、ときには網膜に穴が開き、網膜剥離などを合併します。スポーツによる目のけがの後遺症は、身体全体の四分の一を占め、11歳~15歳が最も多い。視力回復が0.1以下になっていることも多くみられます。目にボールが当たったらすぐに受診しましょう。
投稿日:2020年1月26日 カテゴリー:眼の症状
閃輝暗点
片頭痛の10~15%に生じる閃輝暗点とは、眼性頭痛とも言われています。この症状が出るのは、脳の中の血管が血液中の化学物質で急に細くなったり、太くなったりするためといわれています。治療としては、心身ともにリラックスさせ、軽い運動で血液の流れをよくしたり、ビタミンC補給が良いとされています。
投稿日:2020年1月17日 カテゴリー:眼の症状
「白内障」が起きる仕組み
若いころの水晶体は無色透明で中身は水分とたんぱく質です。たんぱく質は加齢とともに変化し、白く濁っていきます。これが「白内障」の始まりです。水晶体の濁りは40代以降から徐々に始まり、80歳にもなればどの人の水晶体にも濁りが見られます。この加齢による白内障を「加齢性白内障」といいます。濁る場所によって自覚症状もさまざまで、ときにはまったく自覚症状のない場合もあります。
眼筋
ものを見る時には、眼球を見たい方向に動かさなくてはならにが、この動きをコントロールするのが「眼筋」という筋肉です。普段その動きにいちいち意識を払うことのない筋肉ですが、この筋肉の運動回数は一日で10万回以上になると言われています。もともと丈夫な筋肉ですが、目を使いすぎる事により、疲労がたまり疲れ目の原因になります。
眼圧に与えるさまざまな因子
年齢、性別、体位変動、季節変動、運動、嗜好品、薬物などが因子としてあります。欧米人の場合、眼圧は加齢とともに上昇する傾向がありますが、日本人男性では、加齢とともに下降傾向を示し、女性ではほとんど変化を示しません。肥満度が高い人ほど眼圧は高くなります。1年の間では夏よりも冬の方が眼圧は高く、日内変動と同じく緑内障患者のほうが健常者より変動幅が大きいです。
投稿日:2019年12月18日 カテゴリー:眼の症状
結膜炎
結膜炎とは?
【症状】
充血、めやに、涙目、かゆみ、ゴロゴロ感、まぶしいなど。症状がひどくなると、出血、耳の前のリンパ腺の腫れ、まぶたの腫れ、結膜浮腫、発熱などが起こる場合があります。
【原因】
細菌、ウイルス、カビなどの微生物、紫外線、ほこり、ごみ、酸、アルカリなどの化学的刺激や花粉などのアレルギー反応によって結膜に炎症がおこります
このうち、ウイルス性によるものはほかの人に感染してしまう可能性があるので注意しましょう。
ウイルス性の結膜炎になったら、二次感染をおこさないように以下の事にきをつけましょう。
1.手を流水や石けんで良く洗う
2.タオル、洗面用具などは家族と別のものを使い、お風呂も最後に入る
3・医師が判断するまで、学校、職場をおやすみする
4.人混みにはでかけない
などの注意が必要です。
投稿日:2019年12月6日 カテゴリー:眼の症状
年齢による見えやすさの違い
老視は年齢を重ねてからなるもとのは限りません。ピントを合わせる調節力のピークは、10歳と言われています。実際に症状としてあらわれるのは40歳ごろですが、調整つりょくの変化に合わせてコンタクトレンズや眼鏡を調整していきましょう。
30代→約15cm
40代→約30cm
50代→約50~80cm
60代→約80~100cm
※個人差はあります。
投稿日:2019年11月25日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状
視神経委縮
視神経が枯れた状態になると、眼底では乳頭が血色を失って白くなり、それに相当して視力が下がり、視野が狭くなります。乳頭浮腫や視神経炎が続いた後のほか、緑内障で眼圧が高い為の圧迫、脳腫瘍による直接の圧迫など原因は色々です。できるだけ早く原因を診断して、進行を食い止める必要があります。その為に、血液検査や頭のレントゲンのけんさなどを行うことになります。原因を特定してから治療が始まります。
投稿日:2019年11月1日 カテゴリー:眼の症状
ドライアイを引き起こす原因
ドライアイの要因は、シェーングレン症候群などの全身疾患のほかに、加齢、コンタクトレンズの装用、長時間にわたるパソコンやスマートフォンの使用で、まばたきの回数が少なくなっている時などが考えられます。そのほか、ストレスが多い状況、乾燥した部屋、喫煙などもドライアイの要因となることがあります。治療としては、人工涙液や角結膜上皮障害治療薬といった、従来薬のほかに、ジクアホソルナトリウムなどの新しいタイプの治療薬があります。症状が改善しても治ったと自己判断せずに、医師や薬剤師の指示に従いましょう。
投稿日:2019年10月25日 カテゴリー:眼の症状