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子供の目のケガ
子供は思わぬケガをすることがあります。目のケガは視力障害を残す危険が高いため、適切な応急処置が必要です。とくに乳児の目は床に近く、ゴミやほこりも入りやすいため気を付けるようにしましょう。ケガの直後は、つい目をこすってしまいますが、こすらないようにしましょう。目に触れない、ふかない、刺さったものを抜かないなどを心がけて、傷を最小限にとどめるようにしましょう。周囲の大人はすぐに子供の手をおさえるようにしてください。薬物が目に入ったら、必ず大量の水で洗い流し、眼科を受診するようにしましょう。
視神経
視神経は物を見るために、もっとも重要な組織です。網膜で受けた視覚情報を、脳の中枢神経に伝えるケーブルの役目をしています。ここが破壊されると、情報が脳に届かなくなり、重大な視力障害を起こします。繊細な組織で再生機能がなく、傷つくと修復できません。病気が治っても、現状以上の視力回復は望めなくなります。視神経が破壊されていなければ、一時的な視力低下は改善されますが、病気を繰り返すと、そのたびに視力が低下することになります。
8月休診日ご案内
8月の休診日は
8月2日、9日、16日、23日、30日でございます。
ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)眼底検査、視野検査も予約制ですのでご予約お願いいたします。
当院は特に夏季休暇はございません。
ご予約はこちらの電話番号へ前日までにご予約下さい。045-311-1514
投稿日:2018年7月30日 カテゴリー:お知らせ
台風接近に伴うお知らせ
7月28日(土曜日)は、台風接近にともない、
休診とさせていただく場合がございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様、くれぐれもお気を付けてお過ごしください。
院長
投稿日:2018年7月27日 カテゴリー:お知らせ
眼筋麻痺・斜視
正面を見ても横目で見ても、両目の視線はそろって動き、立体的に一つの物としてみることができるのが普通です。視線がそろわないのが斜視ですが、それには2種類あります。目を動かす筋肉は6本ずつついていますが、そのどれかが麻痺すると眼球が思うように動かず、視線がずれます。これを麻痺性斜視とよびます。ものがダブって見える場合、眼球の動き方や複視の状態などの検査を詳しく行った上で、されにレントゲンなど、頭の中の検査で原因を突き止める必要があります。いくら検査しても分からない事も多く、そのうち治ってしまうものから、一生治らないものまであります。寄っている方向で分類され、メガネをかければ治るもの、手術が必要なもの、視力が悪いものなど色々です。また、一見寄っているように見えて、実は寄っていない「偽斜視」というものもあります。
投稿日:2018年7月20日 カテゴリー:眼の症状
まゆ毛とまつ毛の役割
眼の上にあるまゆ毛、目の周りにあるまつ毛。この二つは何のためにあるのでしょうか?まゆ毛には、眼を汗から守る大切な役割があります。暑いときや運動をしたりすると、おでこからいっぱい汗が出てきます。その汗が眼に入らないように防いでいるのが、まゆ毛です。おでこから出た汗は、下に落ちてきます。その汗をまゆ毛が横に流して眼に入らないようにしています。まゆ毛て止められないような多い汗は、次にまつ毛が防いでいます。まゆ毛は3~4か月で生え変わり、髪の毛の様に長くなることはありません。まつ毛の役割はゴミやほこりが飛んでくると、思わず眼を閉じる事がありますよね。そのときまつ毛はゴミやほこりが眼に入るのを防いでいます。また、日差しが強くなると目を細める事があります。それはまつ毛が眼に入ってくる強い日差しを遮るためです。
コンタクトレンズが目から落ちないわけ
1.目を開けているとき
黒目の表面を覆っている涙には、表面張力というレンズを引き付ける力があります。レンズはその涙に接着しているのでまぶたと接していなくても落ちません。
2.目を閉じようとするとき
まばたきをするとき、上まぶたが下がって目を閉じます。このとき上を滑りながら下に動きます。その為レンズと角膜の間の涙が下に流れ出ます。
3.目を開ける時
次に目を開けるにつれて上まぶたは上に動き、その裏側でレンズも上に引っ張り上げられます。このとき、下から涙が吸い上げられて、レンズは角膜の表面に落ち着きます。
4.目がいっぱいに開いた時
眼がいっぱいに開いたら、レンズはまぶたとの接触からはなれて、自然に角膜の真ん中にさがっておちつきます。
投稿日:2018年7月3日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡
7月休診日ご案内
7月の休診日は
7月5日、12日、19日、26日でございます。
ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)眼底検査、視野検査も予約制ですのでご予約お願いいたします。
ご予約はこちらの電話番号へ前日までにご予約下さい。045-311-1514
良く見えるメガネなのに疲れる原因
良く見えるメガネなのに何故か以前よりも疲れる。これはよく聞くメガネの苦情です。よく見えるのに疲れるというのは、近視ではレンズの度が強すぎる時、遠視では反対に度が弱すぎる時に目の調節力に負担がかかって疲れるのです。矯正が過剰になってしまうと、遠くは良く見えるが近くを見る時に余計に調節力を使わなくてはならず、目の筋肉が疲れやすくなる上に近視の度が強い方は以前よりものが小さく見えるので余計疲れを感じてしまいます。初めてメガネを作る人は、わざと度を弱くすることがあります。今まで裸眼で0.3しかなかった人が、メガネをかけて急に1.2まで視力が出たとすると、その差があまりに大きいため、メガネをかけた生活に感覚がついていけなかったり、調節力に負担がかかったりして、とても疲れやすくなります。いちばんはじめに作るメガネはやや弱めにして、そのメガネに慣れてから徐々に度を上げていきましょう。遠視の目は同じ1.2の視力を出すことが出来るレンズの数が近視に比べて多いのがふつうなので、つい度の弱いものを使ってしまいがちです。するとよく見えても調節力を過度に働かせなければならないので、目が疲れてしまいます。
投稿日:2018年6月26日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡
原因を特定できない慢性型の緑内障
直接的な原因がわからないものを「原発性緑内障」とよんでいます。原発性は症状が少しづつ進んでいく「慢性型」と、突然激しい痛みが起きる「急性型」、眼圧が正常なのに緑内障を起こす「正常眼圧緑内障」に分ける事ができます。
じわじわと症状が進んでいく慢性型を、専門的には「開放隅角緑内障」といいます。40~50代の近視の人に多く見られます。このタイプでは「開放隅角」という名前が示すように、房水の排出口がふさがれているわけではありませんが、排出口の手前にあるフィルターの目が詰まっている為、房水がスムーズに排出されません。このため徐々に房水がたまって眼圧が高くなっていくという特徴があります。また、両目の視野が鼻側からかけていくのも特徴です。こうした変化は微妙なもので、目に起こっていることになかなか気づかないという怖さをもっています。
投稿日:2018年6月19日 カテゴリー:眼の症状