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近視のメガネが合わなくなった
おそらく「近視」の進行が考えられます。近視は思春期の頃から始まり、25歳前後まで度が進みます。目は網膜にピントを合わせ、見た物の画像を脳へ届けます。遠くの物が、網膜にピントを結ばない状態を「屈折異常」と呼び、近視もその一つなのです。近視なると近くはちゃんと見えますが、遠くのほうがぼやけてきます。眼球の奥行きが長くなりすぎるため、近くの者にしかピントを合わせられない状態です。メガネなどで矯正できるものを「単純近視」といい、遺伝因子が原因であるといわれています。
急に視力が低下した時は眼の病気を起こしていることが多いので、早急に眼科を受診してください。ブドウ膜に炎症が起こる「ブドウ膜炎」、視神経の炎症である「視神経炎」などは治療が遅れると、重大な視力障害を残すことになります。
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年は当院に御来院いただき誠にありがとうございました。
2018年も地域の皆様、また長年通院頂いている患者様にご支持いただけるよう、スタッフ一同心新たに頑張ってまいりますので、宜しくお願いいたします。
目のことで気になることがおありの方はお気軽に当院に御相談ください。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
1月休診日ご案内
1月の休診日は
1月1日、2日、3日、4日、11日、18日、25日でございます。
年始は1月5日から診療開始いたします。
ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)
ご予約はこちらの電話番号へ前日までに、お願いいたします。045-311-1514
投稿日:2017年12月29日 カテゴリー:お知らせ
年末年始の休診日ご案内
年末年始の休診日は以下の通りです。よろしくお願いいたします。
12月30日(土)~1月4日(木)
投稿日:2017年12月19日 カテゴリー:お知らせ
プールでうつる結膜炎
結膜炎はプールでうつることがあります。はやり目やプール熱と言われる伝染性の結膜炎になると、目が赤く充血し、目やにや涙が出るなどの症状を起こします。また、プール熱といわれる咽頭結膜熱になると発熱やのどの痛みも現れる為、風邪と間違われることもあります。結膜炎はウイルスによるものと、細菌によるものがありますが、プールでうつるものはウイルスの一種であるアデノウィルスによるものが主です。症状が出るのはにおよそ1週間ぐらい後からです。ウィルス性の結膜炎に良く効く目薬は今のところありませんが、ほかの病気を引き起こさないように抗生物質の目薬を点したり、黒目に細かい傷が出来ている場合は傷を治す目薬を点します。細菌性の結膜炎は、ウィルス性の結膜炎より症状が軽く、抗生物質の目薬で治療します。ウィルス性の結膜炎はおおよそ2~3週間で治りますが、症状が強い場合もあり、まずはうつされないように予防し、また、うつってしまったら他の人にうつさないようにすることが大事です。結膜炎などの目の病気にかかっている可能性があるときは、プールに入ってよいか医師にかくにんしましょう。
投稿日:2017年12月19日 カテゴリー:眼の症状
コンタクトレンズがずれて取れなくなってしまったら
眼は白目の上にある結膜が目の上下で裏返ってまぶたにつながっています。結膜が切れてコンタクトレンズが目の裏側にいくことはありません。まれにハードコンタクトレンズがずれて白目に食い込んでしまうことがあります。この場合、痛みが強くコンタクトレンズは動かそうとしてもなかなか動きませんが、黒目にかかっていなければあわてる必要はありません。ハードコンタクトレンズはコンタクトレンズ専用のスポイトがあれば利用してください。どうしてもとれなければ無理せず眼科を受診しましょう。レンズのカーブがあっていなかったり、乾燥やコンタクトレンズのカーブがあっていなかったりする場合もあります。頻繁に起きるようでしたら一度コンタクトレンズの検査も受けましょう。
投稿日:2017年12月12日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡
ドライアイの治療
ドライアイの治療法ですが、現在いろいろと研究が進んでいますが、涙腺から直接涙を出させる根本的治療はありません。このため、軽症なら人工涙液の点眼を行います。それでも症状が改善しない場合は涙点プラグなどによる治療を行います。涙点プラグは涙点にふたをすることで、目に涙をためる治療法です。また、油の分泌が低下しているようなドライアイでは目の周辺を温める温熱療法により油の排出がよくなります。
ドライアイは一時的に改善されても再び発症する可能性もあります。
発症の要因も1つに限られるものではないので、さまざまな要因が絡み合った上で発症することもあります。大切なことはドライアイの予防を心がけるようにして、再発しないように努めましょう。
投稿日:2017年12月4日 カテゴリー:眼の症状
網膜色素変性
小中学生の頃に発病し、両眼の眼底の周辺部から特殊な色素斑がたくさん現れて、中心に向かってゆっくり進行する病気です。光を感じる細胞は網膜の周辺部分にたくさんあり、これがこわれてくるので、夕方や夜になると物にぶつかりやすくなったりする夜盲に最初に気づきます。視野もまわりの方から狭くなっていきますが、進み方が非常にゆっくりで、中心が最後まで残って、視力は長い間保たれるため、発見されたときはかなり進行した状態になっているのが普通です。進行の早さはさまざまで、青年期にほぼ失明の状態になる人もいる一方失明しないで一生を送る人もいます。
網膜色素変性に対しては、現在のところ残念ながら根本的な治療法がありません。症状の進行を遅らせることを期待して、暗順応改善薬(ヘレニエン)、ビタミンA、循環改善薬などの内服を行うこともありますが、まだ効果が証明されているわけではありません。
投稿日:2017年12月1日 カテゴリー:眼の症状
12月休診日ご案内
12月の休診日は
12月7日、14日、21日、28日、30日、31日でございます。
年始は1月5日から診療開始いたします。
ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)
ご予約はこちらの電話番号へ前日までに、お願いいたします。045-311-1514
投稿日:2017年12月1日 カテゴリー:お知らせ
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は、結膜に異物がついて、それを排除しようとする免疫反応です。アレルギー性結膜炎になると非常にかゆくなります。炎症が強くなると、まぶたがはれぼったくなったり、異物感、のどの痛み、充血などが起こります。まぶたの裏側を見るとブツブツとしたこぶが出来ています。ひどくなると黒目の表面に傷や濁りが出ることもあります。白目が充血して、結膜に水がたまり、浮腫が起こるため白目の部分がぶよぶよに腫れてしまいます。
アトピーの素因を持つ人にしばしば発症することがあり、家族にもアレルギー性皮膚炎、気管支喘息を見ることもあります。あわてる必要はありませんが、ひどくなることもありますので、早めに受診することをお勧めします。
アレルギー性結膜炎にはスギ花粉などが原因で起こる季節性のアレルギー性結膜炎と、季節を問わない通年性のアレルギー性結膜炎とがあります。季節性アレルギー性結膜炎の中では、スギがもっとも多く、次いでカモガヤ、ブタクサとなっています。発症時期は多少の地域差はありますが、スギ花粉が飛散する2~4月下旬、5月からはカモガヤ、秋にはブタクサなどの雑草植物を原因とした3つのピークの時期があります。
治療としては原因が明らかなものはそれを取り除くことが重要です。洗眼や人工涙液などの点眼で目の表面のアレルゲンを洗浄することも効果的です。抗アレルギー作用のある点眼を使用することでかゆみを抑えます。
投稿日:2017年11月19日 カテゴリー:眼の症状