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ゴールデンウイークの診療について

ゴールデンウィーク期間も通常通り木曜日のみ休診いたします。

メガネの処方箋は日曜日のみ予約制になります。

その他診察内容により予約が必要な場合もございます。来院される前に電話にてご確認下さい。

電話番号 045-311-1514

 

投稿日:2017年4月21日  カテゴリー:お知らせ

コンタクトレンズ ハードレンズとソフトレンズ

凸レンズには虫眼鏡のように像を拡大する作用があり、凹レンズには像を小さくする作用があります。しかも度が強いほどこの作用も大きいため、両眼の度数が違いすぎる場合には、両眼にそれぞれ会ったメガネをかけると、大きさの違ったものがダブって見えて実際には使用に耐えません。普通両眼のレンズの差は2D以内までが実用できるとされています。

コンタクトレンズは、角膜の上に直接のせるものですが、この場合には拡大、縮小の作用がごくわずかになる利点があります。したがって、強度近視の方や強度遠視の方でも自然にものが見え、外見上も厚い眼鏡をかける必要がなくコンタクトレンズの良い対象となります。強度近視ではさらに、レンズによる指標の縮小が避けられるため、メガネでは出ないような視力まで上がる可能性もあります。コンタクトレンズは樹脂でできており、ハードとソフトに分けられます。ハードは文字通り硬く、黒目より小さく、瞬きや眼を動かすときに角膜の上でかなり大きく動いています。そのため異物感もあり、初めての方は慣れるのに、1週間~2週間かかります。ソフトは水分を多く含み、軟らかく、角膜全体をおおい、動きはわずかです。ソフトは初めての方も慣れやすいですが、水分を含むため取り扱いに十分注意が必要です。

コンタクトレンズは、医療用具です。結膜炎、角膜炎、ドライアイなどコンタクトレンズを使用できない病気もあるので必ず眼科で診察をうけましょう。また、使い始めてからも定期的な検査を受ける必要があります。当院でも各種コンタクトレンズの処方、定期検査を承っております。お気軽にご相談ください。

投稿日:2017年4月18日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡

急性結膜炎

白目全体が充血し、眼脂(めやに)がたくさん出て、朝には目が開けられないほどになります。ひどくなると涙がこぼれ、ごろごろして眩しく、まぶたは腫れ、耳の前のリンパ腺も腫れてきます。細菌や、細菌よりも小さなウイルスが病原体で、家庭、職場、学校などで伝染しやすいので、はやり目と呼ばれます。細菌によるものと、ウィルスによるものの区別は容易ではありません。しかもウィルスに対する特効薬は無く、結局細菌に対する点眼薬を使って、もしウィルスと細菌が一緒に病気を起こしても大丈夫なようにしながら、ウィルスに対する免疫のできるのを待ちます。薬が良く効けば、細菌性の結膜炎だったわけです。

その間周囲に広めないよう、十分気を付けなければなりません。感染は風邪のように空気中を飛んで起きるのではなく、手やタオル、ハンカチ、プールなどから直接目に病原体が入って起きるので、普段から汚れた手で目をこすったりしない習慣をつけておきます。発病の2,3日前からすでに感染力があるため、症状が出てから気を付けてもすでに遅く、どんなに注意しても家族の中につぎつぎ広がるのを防ぎきれないことも少なくありません。普段から、タオルなど別にしておきましょう。

 

投稿日:2017年4月14日  カテゴリー:眼の症状

学校の健診

学校では定期的に健診がおこなわれますが、3歳児健診でも眼科チェックができます。このような健診は、病気があるかどうか、視力の程度はどうかをおおまかに調べるものです。健診で出た結果は、あくまで目安です。子どもの視力はまだ一定していないことも少なくありません。健診では、視力が普段より低く出たり、高く出ることもあるので、いきなり眼鏡店で眼鏡をつくらず、正しい目の状態を調べるために、必ず専門医をたずねて、詳しい検査を受けましょう。

当院でも学校健診後の検査を承っております。お気軽にご相談ください。

また眼鏡の処方箋も日曜日のみ予約制でお書きしております。ご希望の方はご予約下さい。045-311-1514

投稿日:2017年4月9日  カテゴリー:お知らせ ,眼の症状

4月休診日のご案内

4月の休診日は

4月6日、13日、20日、27日でございます。

GW期間中も木曜日以外は診療致します。

ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみで、要予約になります)

ご予約はこちらの電話番号へ前日までに、お願いいたします。045-311-1514

投稿日:2017年4月5日  カテゴリー:お知らせ

老人性白内障

水晶体が濁ったものを白内障といいます。水晶体は嚢につつまれた中に整然と線維が並んでおり、しかもこの線維は表面で生涯増殖を続けるため、古い線維は中心へ圧縮され、硬い核を作るようになります。年を重ねるにつれこの核が大きくなり、水晶体全体の弾力がなくなりますが、同時に代謝産物もたまるので、核は黄褐色に着色し、線維に変化が起こってくると濁ってきます。これが老人性白内障です。

初めは水晶体の周辺のほうから放射状の濁りが現れますが、中心の瞳孔の部分は透明なために視力に影響がなく、眼底検査などで偶然発見されることがよくあります。混濁が次第に瞳孔の部分まで進んでくると、両眼が前後してかすむようになります。

白内障は進んでも手術で治るので、手術はある程度進行してからになりますが、進みすぎると手術が格段に難しくなります。眼科では手術の時期を両眼の見え方、職業、合併症の有無、経過、年齢などを総合しながら判断します。

投稿日:2017年4月5日  カテゴリー:眼の症状

眼瞼炎・眼瞼縁炎

まぶたの縁や目じりなどは、ただれやすい場所です。目薬の成分が合わなくてかぶれたり、白髪染めやシャンプー、リンスなど、あるいは漆にかぶれたりするとまぶたがかゆく、赤くただれ、ひどいときには腫れて目が開かないほどになります。特に目薬にかぶれたと気が付かなければ治そうとして点眼してしまい、ますますひどくなることもあります。

まつげの根元に細菌が入り、かさぶたが固くつくようになったものを眼瞼縁炎といいます。なかなか治りにくくまつげが抜けてしまうこともあります。抗生物質の入った軟膏をつけて根気よく治療しましょう。

湿疹やトビヒがまぶたに広がって、ひどいただれを起こすこともあります。このような場合は、皮膚科からの塗り薬は目に入らないように注意しましょう。皮膚科からの軟膏が目に入ると角膜を痛め大変なことになります。眼科用の軟膏には眼科用と書いてあるので、よく確かめてからお使い下さい。

投稿日:2017年3月26日  カテゴリー:眼の症状

眼精疲労

◆調節性眼精疲労

遠視の人が眼鏡をかけないでいると、視力が良くとも、無意識のうちに自分の水晶体を余分に膨らませているために、目に無理な負担がかかり、目が疲れる方の中でも一番多いのが、自分が遠視であることを知らないでいた人です。眼鏡やコンタクトレンズで矯正すれば楽になります。かけ始めは少々ぼんやり見えると感じることもありますが、細かい作業の時から使いはじめるとやがて楽で手放さないようになります。まちがって強すぎる眼鏡をかけている人も、まったく同じ条件になります。老眼鏡をかけずに我慢をしていても同じような症状になります。

◆筋性眼精疲労

隠れた斜位のある人では、両目で見るのに無意識に目を寄せなければならず、眼筋に無理な負担がかかります。程度によって、プリズムの入った眼鏡をかけるか手術でめの位置を直さなければなりません。

◆症候性眼精疲労

結膜炎、角膜炎などの目の病気があると、その症状の一部として眼精疲労がおきます。白内障などでも物が見づらくなるので疲れやすく、また中心暗点を起こす病気も非常に疲れます。特に緑内障の初期に眼精疲労の症状で発見されることがあります。

◆不等像性眼精疲労

左右の目に見えるものの大きさが違うときもつかれます。眼鏡、コンタクトレンズの度が両目で違いすぎる場合、片目だけ白内障の手術をした場合などには、どちらかの目にわざと見えないレンズを入れてしまうこともあり、コンタクトレンズで解決することもあります。

◆神経性眼精疲労

専門医が検査をしても何も見つからず、それでも疲れてしまうときは、患者様の性格や、ときにはうつ病の症状の一つの事もああります。長時間目を使えば疲れるのは当然のことです。

 

 

投稿日:2017年3月14日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡 ,眼の症状

硝子体混濁

硝子体は、眼球の内容の大半を占めるゲル状のドロッとしたもので、網膜をはじめ、眼球の壁を内側から支えて眼球の形を保っています。胎児の頃には中に血管がありますが、生まれるまでには透明で光が良く通るようになります。硝子体に濁りができると、網膜に影を落とし、硝子体が目の中で流動すると濁りも移動するので、目の前に虫でも飛ぶように見えることから、飛蚊症と呼ばれています。濁りの原因は、ブドウ膜炎の進出物、眼底出血、硝子体そのものの年齢的な変化などが主な原因です。眼底出血は動脈硬化、糖尿病、外傷等どんな原因であってもたくさん出血すれば、網膜から硝子体へあふれ、急に無数の濁りが現れひどいと真っ暗になります。

投稿日:2017年3月5日  カテゴリー:眼の症状

角膜ヘルペス

ヘルペスと呼ばれる病気には、帯状ヘルペスと単純ヘルペスの二種類があります。ヘルペスウィルスに感染すると皮膚や粘膜に病気を起こして眼瞼炎や結膜炎になります。これがいったん治っても、ウィルスは深いところの神経組織の中に潜み、体の抵抗力が衰えたようなときに神経を伝わって表面に出てきて繰り返し病変を作ります。風邪などの後、唇のまわりにかさぶたができるのが代表的な例です。角膜ではゴロゴロして樹の枝のような形の潰瘍を作ります。点眼や軟膏を使ったり、病巣を掻爬したりして治療しますが、中には角膜全体が濁ったり、潰瘍が穿孔したりします。

投稿日:2017年3月5日  カテゴリー:眼の症状

 

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