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目の老化現象「老視」

私たちの目には、近くの物を見るときには水晶体を厚く、逆に遠くの物を見るときには薄くして、つねに網膜上にピントが合うように自動調節する機能があります。しかし、年齢とともにこの「調節機能」は衰え、だんだん近くを見るときに、水晶体を必要なだけ厚くすることが出来なくなってきます。これが近くが見にくい「老眼」の状態です。この異常の原因となる「水晶体の老化」は30代の半ばには始まっており、65歳くらいで進行が止まるまでゆっくりと進行していきます。目の老化は徐々に進むため、「ここから老眼」というはっきりとした境目があるわけではありませんが、一応目から30cmのところで新聞が読めるかどうかがひとつの目安になるでしょう。読めないようであれば老眼鏡で調節力を補ってやることが必要です。

投稿日:2016年9月3日  カテゴリー:眼の症状

9月休診日ご案内

9月の休診日は

9月1日、8日、15日、22日、29日でございます。

ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみです)

045-311-1514

投稿日:2016年9月3日  カテゴリー:お知らせ

目はどんな仕事をする器官?

「見る」という行為には、情報を収集する「目」とこれを映像化する「脳」、そして両者をつなぐ「神経」が必要なのです。目をカメラに、脳は受信機に、神経は両者をつなぐコードに例えることができるのです。ものを認識するためにもっとも大切な情報は「形」、「色」、「明るさ」という3つです。これらをうまく集めるには、適切な見る力「視力」と見える範囲「視野」が備わっていなければなりません。もうひとつ重要なのは、2つの目で見るということです。これを「両眼視機能」といいますが、2つの目で見ることによって、目でとらえる映像に立体感と遠近感が生まれるのです。正しくものを見るためには、2つの目が必要な情報を過不足なく集めなくてはなりません。

投稿日:2016年8月23日  カテゴリー:眼の症状

網膜色素変性症

網膜色素変性症は、眼底に位置する網膜の細胞が、徐々に萎縮して、視力や視野の障害が進行していく難病です。詳しい原因がまだわかってない、有効な治療法はまだ確立されおりません。遺伝による発症が多いのが特徴と言えるでしょう。とくにこの病気の遺伝子を持っている、いとこ同士が結婚した場合には、発症しやすいと言われています。これは、進行性の病気で、網膜の視細胞が侵されていくものです。ほぼ両目に起こるもので、視野がすこしずつ狭くなり、長い経過をたどって視力低下が起こってきます。視力を失うこともありますが、個人差があるため、70歳を過ぎてもちゃんと見えている人もいます。最初の徴候として現れやすい症状が「夜盲」です。夜や暗い場所で、ものが見えにくくなる状態をいいます。

投稿日:2016年8月21日  カテゴリー:眼の症状

緊急の受診の場合

○目の外傷・火傷・打撲

まず、痛くてもこすらないことが大切です。こすると角膜の奥に異物が入りこみ、症状が悪化してしまうからです。目の打撲は、患部を冷やしながら、病院へ行きましょう。その際、目を押さえてはいけません。

○ゴミや薬剤が入ったとき

小さなゴミは、瞬きをすれば涙とともに流れます。取れない場合は、洗面器に水を張って瞬きをしましょう。ごみが見えるときは、清潔な布やティッシュでごみを除去しましょう。角膜のごみ、とくに金属片などは、絶対に自分で取らないこと。除去の際に角膜を傷つける恐れがあるので、すぐに病院へ行ってください。薬剤が目に入ったときは、水道でジャージャー洗い流したあと、薬剤のビンを持参して受診しましょう。特に毛染め液やトイレ洗剤、などのアルカリ物質は、目の組織を破壊するので要注意です。自己判断で、ホウ酸で洗うのも大変危険ですので決して行わないようにしましょう。

投稿日:2016年8月8日  カテゴリー:眼の症状

後発白内障

白内障の手術を受けて数か月後から、白内障の初期症状に似た目のかすみが出る「後発白内障」を起こす人がいます。これは、白内障の再発ではなく、眼内レンズを固定している嚢の部分に、濁りが出るものです。視力に影響が出ても、外来で簡単なレーザー治療を受けると治せますので心配いりません。治療法は、濁った部分にレーザーをあてて濁りを取り除きます。この治療で再び視力が良好になります。また、一度治療すれば、もう起こりません。

投稿日:2016年8月8日  カテゴリー:眼の症状

表層角膜炎

角膜の表面に小さな傷がたくさんできていて、目の異物感、痛み、充血、涙といった症状が起こります。ドライアイや逆さまつ毛、春季カタルなどの病気が原因になることがあります。また、真夏の海や雪山などの紫外線、コンタクトレンズの取り扱いが悪いことでも起こしやすくなります。上皮障害の程度に合わせて、抗生物質の点眼薬や眼軟膏などが処方されます。ほかに、飲み薬や点滴が必要な場合もあります。

投稿日:2016年8月8日  カテゴリー:眼の症状

眼鏡にも処方箋がある

眼鏡の選び方ですが、本来眼鏡を作るために行われる検眼は眼科で行わなければならないものです。視力の低下は、単なる屈折異常のほか、重大な眼疾患が隠されているということが少なくありません。特に中高年の場合は、白内障や、緑内障などの目の成人病ば心配されますから、眼圧や眼底出血などを調べて目の病気を予防する必要があるのです。眼鏡店ではそこまでの検査を行うことが出来ないので、重症な目の病気が隠れていることを見逃してしまう可能性が高いのです。眼鏡を作る際にはまず眼科を受診して詳しい検査を受け、眼鏡の処方箋をもらって、眼鏡店に持っていくようにしましょう。当院でも日曜日のみ眼鏡の処方箋をお出ししております。ご予約の上ご来院ください。電話番号 045-311-1514

投稿日:2016年8月2日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡

虹視症

緑内障で昔から知られている症状のひとつに、「虹視症」という症状が挙げられます。虹視症とは、電灯などの光を見たとき、周囲にぼんやりと虹のような光の輪がかかって見える症状です。眼圧で目がむくむことで、光が乱反射するといわれています。これは、裸電球を見たt気に生じやすいので、現在、家庭などで使われている蛍光灯などでは、起こりません。そのためこの症状をうったえる人は、ほとんどいなくなりました。目やにが角膜の表面についた場合も、虹視症に似た症状がおこりますから、あわてないでよく調べてみましょう。

投稿日:2016年7月26日  カテゴリー:眼の症状

8月休診日ご案内

8月の休診日は

8月4日、11日、18日、25日でございます。

(当院では夏休み等ございません。)

ご予約は前日までにお願いいたします。(眼鏡の処方箋は日曜のみです)

045-311-1514

投稿日:2016年7月26日  カテゴリー:お知らせ

 

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